苦手なこと。空腹+待機。
お腹がすいているだけなら比較的精神的均衡を保てる。
しかしこれに、「待機」つまり、誰かを待つとか、何かを待つ、という状態が加わると、この均衡が保たれなくなってくる。
食事の時間に、用意ができているのに帰ってこないから待つ、という状態や、ごはん食べに行って、まだ来ていない人がいるので待とう、とかいう状況が嫌だ。
昨日も健康診断で、朝食抜きで10時に病院だったんだけど、もう「なぜ朝食抜きなのに10時?!」とそもそもここから理解できない。
健康診断はあっという間に済んだんだけど、そのあと先生の問診があるのでそれを待たなければならなかった。
10時10分ごろ終わった健康診断が先生の問診が始まったのは10時50分だった。
朝食抜いている患者さんは先にやってよ、とかこれだけ時間があるなら言ってくれれば近くのコンビニでなんか食べられたのに、とか頭の中でぐるぐるしている。
空腹+待機状態というのは、私の精神衛生上本当に良くない。
制御不可能状態になる。
やっと呼ばれて診察室に入って、先生が「どうだった?」とか話してくれたんだけど、「先生、すみません。おなかがすいて倒れそうなので」と言ったら、
「あ~ごめんね、そうだよね。」
と言って急いで胸に聴診器をあててくれた。
せっかく話しかけてくださった先生に失礼だったなあと思ったので、ちょっといろいろ体の事とか、この間受けたインフルエンザの副反応がひどかった話しとかしたんだけど、頭の片隅では、この後コンビニで何買って食べようか考えている。
もしかしたら、空腹+待機+無言が最悪パターンなのかもしれないと、今書きながら思っている。
先生と話しているとちょっと紛れていたので・・・。
このあと、もちろんコンビニでパンとあったかいコーヒーを買って、そこで食べた。
昼食に近い時間だったけど、家まで待てなかった。
だって、お米買って帰りたかったし。
このまま何も食べずにお米買って帰ったら、お米抱えたまま行き倒れになりそうだったから。
スペインに住んでいた時も、皆で集まって一品持ち寄りのお昼をしたことがあったけれど、「○○さんがまだだからもうちょっと待とうか」となると、とたんに制御不能になる。
「え~食べて待ってようよ」と言いたい。
しょうがないので、ポテチとかつまんでも大丈夫そうなものをつまんで耐える。
皆、本当に寛容だな~と思う。