東京マラソン2021。コース間違い。
あ~まただ。
東京マラソンのコース間違いした白バイの非難。
どうしてこうなってしまったのかは、次起こらないようにするために検証は必要だけれども、ミスをした人をたたくのはもうやめてほしい。
「許すべきではない」
「日本の恥だ」
という声が聞こえているがそんなことはない。
「運営自体が悪い」
それも違う。
多分きっと皆が一生懸命準備したはずだ。
ミスがないようにやってきたはずだ。
それでもミスが出てしまうのは、もうこれは仕方がない。
確かにランナーは、この日のために私たちの想像を超えた練習をしてきているはずだ。
1秒、0.1秒が競われる世界だ。
それが損なわれるようなミスはあってはならないかもしれない。
そのための準備をしているのだ。
でもそれでもミスが出てしまうのはしょうがない。
ランナーは「もう日本では走らない」とはきっと言わないと思う。
生きていると理不尽なことが起こる。
どう考えても納得できないことも起こる。
でもそれを誰かのせいにしたり、じぶんのせいにしたりしていてもしょうがない。
十分に準備をしても起きてしまったことは、あきらめよう。
そう思えるまで時間がかかるかもしれないけれど、とりあえずは、そこを通過点としよう。
ミスがまた起こらないように考えるのは関係者たちだ。
観戦している私達は静かに見守ろう。
誰かを非難しても、誰かを攻撃しても、そこから生まれるものは少ないと思う。
落ち着こう、日本。