小学校で「あだ名禁止」「さん付け奨励」って、なにこれ?
以前からも出ていた話題だが、小学校であだ名を禁止、さん付けを奨励しているという。
そして、それをしていた学校ではいじめが減ったという報告があったとか・・・?
なんですか?それ。
学校で先生から「これからあだ名は使ってはいけないことになりました。全員お友達はさん付けで呼んでください」と言われる。
子どもたちは先生の前ではさん付けで呼ぶかもしれない。
でも学校をでればあだ名で呼ぶだろう。
さん付けで呼んだからと言って、誰かを攻撃しなくなるわけではないだろう。
この決定をした人たちは誰なんだろう。
どういう子供時代を送り、どういう社会人生活を送ってきた人なんだろう。
子どもの事を何もわかっていないけれど高学歴で、このようなことを決定するポストにいるのだろうか。
子どもは本当に素晴らしい宝です。
これからどんどん成長していく素晴らしい存在です。
でもそれと同時にとても残酷でもあります。
何かを禁止すればするほど、人間はそれを逃れる方法を考えます。
わからないようにすることを覚えます。
いじめは、決してなくなりはしません。
なぜなら、人間の心には、残念ながら多少なりとも、他者より優位に立ちたいという気持ちがあるからです。
他者より優位に立つ方法は、自分が誰かより優れること以外に、他者を下に押し下げることによって自分が上に立つという方法があります。
これが本当に優位に立っているのかというとそうではなくて、ただその本人がそう感じているだけのことが多いのではないかと思います。
けれど、いじめは大人の社会にも子供社会と同じ位存在しています。
キャリアの差、経済状況の差などで自分より下だと思われる人間をバカにしたりする。
こんな大人が多い日本で、その大人たちが子供たちに向かって「いじめは良くない」と言っても何の意味もありません。
では日本の大人たちが悪いのか。
私は、この大人たちを作ってしまったのは日本の社会ではないかと思います。
満足に休暇も取れずに仕事仕事の人生。
「社会人になったら休みは取れなくなるから今のうちに遊んでおいた方がいいよ」という言葉が至極普通に交わされる日本。
これ、おかしいです。
社会人になっても休みはあるよ。
お金稼いで、休みにそれを使うと楽しいよ。
自分のためでもいい。家族のためでもいい。
そう、子供たちに教えたい。
大人になるのは楽しみだよね。
仕事って面白いよ。
人生楽しもうね。
あだ名禁止を決めた人は、きっと子供を知らない人です。
現場の先生や保護者が鼻で笑ったことでしょう。
海外からの観光客を呼び込むためにした措置も同じです。
ビザ取得?
ツアーで来るならいいよって・・・?
海外の事を担当されている方達がこれを決めた?
外国人を知らなさすぎです。
ツアー旅行をしているのは全世界中だと思っていますか?
日本でやっているから他の国でもやっていると思っているのでしょうか。
ツアー旅行、とても珍しいです。
往復がセットになったプランはあるかもしれませんが、日本のように旗を持った人の後ろをついて回るツアーは殆どないと思います。
なぜならそんな旅行は窮屈でやりたがらないからです。
そんなことも知らずに、ツアー旅行者限定って・・・。
ビザ取るのに余分なお金かかるじゃないですか。
もうその時点で日本への旅行あきらめちゃいます。
お金持ちだけが日本に来ているんじゃないです。
若者たちが、安い飛行機探して、安い宿を探して週単位で遊びに来るんです。
えらい人たちだけで決めたことは、的を得ていない。
私は日本が大好きです。
素晴らしい国です。
でも今少しずれています。
もっともっと素晴らしい国になれるのに。
もっともっと住み心地の良い国になれるのに。
どこに進もうとしているんでしょう、日本。