日本のキャッシュカード

私は34年前に海外に行ってしまったので、初めて銀行のカードを手にしたのは、日本ではありませんでした。

 

銀行で口座を開くとカードももれなくついてきて、銀行のカードで現金引き出しもできる、いつからだか、それで買い物もできるようになりました。

ここで注意。

「銀行の」カードでした。

銀行から、口座開設時にもらったカードです。

 

ここ数年では、キャッシュレスがやっと日本でも普及し始めましたが、海外では小さなお店でもカードで支払えます。

また、インターネットでの口座の管理も進んでいるので、パソコンの前で振込み送金がとても簡単にできます。

 

簡単にと言っても、それなりの本人確認のステップがありますが・・・。

 

私は日本の銀行の口座を持っていましたが、ほんの少しの金額しか入っていなかったので、父が管理していました。

 

なので、海外口座にあったお金は、海外送金でその日本の口座に入金することができました。

 

父がその口座のキャッシュカードも作ってくれていたので、それでお買い物ができるわ~と思っていました。

 

ところが・・・。

 

まったく知らなかったのですが、この日本の銀行のキャッシュカードって・・・。

 

「現金引き出しのためだけ」のカードだったんですね~~~~。

 

私は海外で持っていた「銀行のカード」は現金引出しにも買い物にも使えたので、安易に日本でもそうだろうと思っていたのですが、そうではなかった!

 

そしてどうやら日本は、楽天とかJALとか違うところでクレジットカードを作って、それを使っているらしい。ということに気がついたんです。

 

うわ~~~!

日本ってまだ現金が強いんだ~~~!

 

そういえばATMにはいつも人が並んでる。

そうか、皆お金おろして、それ使ってたんだ。

その上、現金引き出しの金額の上限がすごい!

 

海外に行ったことがある人なら経験あるかもしれませんが、海外のATM(少なくとも私がいた国では)ATMで引き出せる金額がものすごく低いです。

 

銀行にもよりますが、日本円にして4万円とか6万円とかそんなもんです。

もっと引き出したい人は、次の日にしないとだめです。

 

え~~~!じゃあ、私はどうやってカードを手に入れられるの?

仕事辞めてきちゃっているので、クレジットカードも作れません・・・。

 

んじゃあ、デビットだ!

 

で、銀行に行って、デビットカードの申し込みをしました。

 

でも・・・。

この明細を見るには、ネットの口座詳細ではなく、「デビットカード専用のWebページ入らないといけない・・・。

 

・・・なにそれ・・・。

 

その上、ネット上で送金するためには、またまた手続きが必要とか・・・。

 

もう~~読みましたよ。

デビットカードの作成について、Webページの作成について、海外送金のための手続きについてetc・・・。

 

うわ、日本の銀行面倒くさ・・・。

 

日本はほとんど全ての事でほかの国より進んでいる国だと思っていましたが、この件については、あまり進んでいないと感じました。

 

ヨドバシカメラにでも「カードでお支払いになりますと、ポイントが8%になります。(現金払いだと10%)」

 

え~~~!現金Welcomeってこと?!

 

実はこういうことにはとても疎い私・・・。

誰かがやってくれるなら、「あ、そうなの。ありがと~」と言ってお任せしちゃう。

で、やり方がわからなかったらまたその時に聞く。

そしてまた「あ、そうなんだ~」と言って覚えていく・・・。

 

ま、しょ~がない。

まだ頭が動いているうちに、帰国してよかった。

これがもっと後だったらお手上げですね。