東京2020ボランティアに応募

東京2020のボランティアに応募したのは、確か2018年。

・・・だったような気がする。

 

2017年12月31日にその時の夫の不倫が明らかになり、この時から2年ほどの間の記憶があいまいになっているからだ。

 

そう、確か2018年の1月はたぶん人生で一番頭がおかしくなっていた時期。

そして、いつの間にか別人となっていた夫と、話をしてもらちが明かないと判断した私は2月になってから「東京オリンピックは日本で見るぞ」と心に誓った。

 

東京2020のボランティアの話しはすでに巷で出ていたので、ボランティアに応募するのもいいかもしれないと、どのきっかけだったか忘れているが思ったのだ。

 

応募はネット上での応募形式になっていて、かなり長いものだった。

現在の住所、国籍から始まって、言語レベル、ボランティア経験、スポーツ経験、希望するボランティアの役割などなど、様々な質問に答えていかなければならなかった。

そのため、PCでの入力が望ましい(携帯からではなく)、と書いてあったと思う。

真面目な私はその通りPCで入力していったのだが、最後どうしてもできなかったのが写真添付だ。

 

写真添付の所には、「〇☓△*&#サイズで」とかなんだか全くわからない言葉が書いてある。

考えられる方法全てをやってみたが(と言ってもそんなに写真添付に関する知識はない)、できない。

 

「ご質問などはお電話ください」と書いてあったので、しょうがないので時差を考えてギリギリ日本のオリンピック運営事務局の閉まるちょっと前の時間に電話をして聞いた。

「PCだとやりにくいので携帯からやった方がいいと思います」

と言われた。

 

え?PCでやった方がいいって書いてなかったっけ・・・?

 

真面目な私はそう思ったが、とにかく携帯でやってみることにした。

 

・・・できた。

簡単にできた。

 

これでやっと応募できる。

 

希望するボランティア活動は「なんでもよい」にした。

得意な言語はもちろんスペイン語だ。

「20年以上スペイン語で仕事をしています」と書いた。

事実だ。

何の誇張もない。

 

オリンピックのボランティアというものが、どういうものかも知らなかったが、もう私の人生でオリンピックに関われることは絶対にないだろうと思ったので、やっぱりちょっとやってみたいと思った。

 

その後確か2018年の12月に締め切って、2019年になってから合格メール(というのか?)が来たような気がするが、あまり記憶にない。

 

ただ、その合格メールをもらった日本に住む人達は、最初のミーティングというか面接のような顔合わせがあったようだが、私は海外にいたため、オンラインでやることになったのだが、それをやったのはもう自宅を売る前後で、賃貸住宅でやったことだけは覚えている。

何を話したかは覚えていない。

 

オリンピックまでに日本に本当に帰れるのかどうかわからず応募したボランティアだったが、オンライン面接の時は「今年の夏には日本に戻りますので」と話せたことは何となく覚えている。

 

今思い出すと、まるでずいぶん昔の話のような気がする。