スペインの「食」=野菜①=

スペインの野菜は大きい。

 

ピーマンは、肉厚で日本のピーマンの5個分位あるのではないかと思う。

両手の平にこんもりのる大きさ。

最初に見たときは本当にびっくりした。

これで、ピーマンの肉詰めをすると、ひき肉が大量に必要になる。

ピーマン半個で大きな1人分になってしまう。

肉厚で皮がうねうねしているので、いろんな隅に肉が入るので、ぎゅうぎゅう詰めると、肉がいくらでも入ってしまう感じだ。

重たい重たいピーマンの肉詰めが出来上がる。

 

イタリアンピーマンというのもあって、これは日本と同じくらいの薄いものだが、長細い。

 

パプリカも大きい。

緑のピーマンと同じに大きい。

日本で売っているパプリカよりもずっと大きい。

しかし甘くて本当においしい。

オーブンで焼いて皮をむいて、とろっとろにしたものを、肉料理の付け合わせにすることがあるが、これが本当においしい。

 

きゅうりも大きい。

直径4~5センチ。

長さは30センチは余裕である。

もっと長いものもある。

大きいためか、水分がとても多く、種も大きい。

1本ずつビニールでパックされて(これがまた結構固くて開けるのに刃先が要る)売られている。

 

ナスも大きい。

長さは8センチ以上はあったのではないだろうか。

その上、でぶっちょ。

その上、灰汁強すぎ。

種、主張しすぎ。

皮も厚く硬い。

 

カリフラワー。

大きい。

日本の倍くらいの大きさだと思うが、それ以外は日本のものと特に変わりはない。

カリフラワーのフリッターというレシピがあるが、私は結構好きだった。

ただし、日本のように、「柔らかくなる手前」までゆでるのではなく、しっかり柔らかくなるまでゆでるのだが・・・。

これも結構おいしいものである。

 

ブロッコリー

これはスペイン人はあまり使わない食材なので、少ししか店頭に並ばないが、並んでもあまり買われないので、しなびている。

花が咲いているブロッコリーも売られていた・・・。

大きさは日本のと殆ど同じくらいの大きさかな。

もうちょっと大きかったかな?

 

長ネギ。

これもきゅうりと同じに太い。

長さは日本の長ネギと同じ位だと思うが、白い部分がとにかく少ない。

20センチ位しかない。

スーパーで買うときは、なるべく白い部分が長いものを必死に探した。

 

玉ねぎやニンニクは日本と特に変わりはないかな。