日本の国内便搭乗の不思議

先日、金沢まで飛行機で往復した。

本当に久しぶりの日本国内の飛行機。

 

帰国した時に、「もう飛行機に乗ることはないかも」ぐらいに思っていたのに、あっという間に乗ることに・・・。

 

うちで荷物を準備している時に、

「あれ、パスポートって持ってくんだっけ・・・?」

って思った。

「いらないんだよね・・・?」

「え?ほんとにいらないの?」

 

わ~~~い!

そんな私を信じてくれる国にいるんだ~~~!

ってなんか嬉しかった。

 

でも飛行場に着いてもまだ実は不安だった。

でも「パスポートも運転免許証も持っていない人だって飛行機に乗るんだから、大丈夫だよ」

と励ましている自分に気づいて面白かった。

 

チェックインは機械で。

手荷物検査はヨーロッパとほとんど同じかな。

で、金沢行きの飛行機の搭乗口近くまで来て。

時間ぴったりに飛行機は離陸(これも感動している私)。

 

でもそこで思った。

「あれ、本人確認どこでやったっけ・・・?」

 

「え、してないよね、本人確認」

 

え、え、え~~~~!!

 

日本の飛行機会社は、チケット売ったら、その後そのチケットで誰が乗っても大丈夫ってこと?

これ外国人が乗るんだったらどういう対応するんだ・・・?

 

で、何かあった場合、乗客リストは100%信じられるものなのか・・・?

 

今まで、身分証明書は、チェックインカウンターで1回。

荷物検査の入り口で1回。

その後、搭乗口でももう1回行われていた。

 

これは私が海外では外国人だからではなく、その国の人たちは身分証明書を出しているのである。

 

海外では、身分証明書は持っていなければならないもの。

 

日本はまだマイナンバーなるものが、まだまだ普及していないし、それを持つことを義務付けてもいないので、それって大丈夫・・・?

写真付きの身分証明書、全国民が持っていないと駄目な時代に入っていると思うよ。

 

マイナンバーなんて変な名前にしないで、「身分証明書」でいいのよ。

 

そして、全員が携帯しなければいけないようにする。

 

小さなことで言えば、DVD借りるとき、身分証明書を提示する。

郵便局で荷物を引き取る時、身分証明をする。

ネットカフェを使う時、身分証明をする。

カラオケ使う時、身分証明をする。

 

そういう風にしていけば、かなりの犯罪が防げるのではないかと思うし、何より「身分を証明してくれる」んだよ。

 

パスポートも持っていない、

運転もしない人。

保険証じゃ身分証明にならないことって、明らかでしょ?

 

個人的な意見ですが、国はこういう問題は、国民に問う必要はないと思う。

「これからこうします」でいいんです。

 

これは本当に本当に必要なものです。

個人を番号で呼んでいるんじゃないんです。

 

あともう1つ身分証明してほしい場所。

戸籍係。

身分証明しないで、人の戸籍を取り寄せることができで良いのでしょうか。

一応聞きますよ、父親の名前は何ですか?とか。

でもそんなの調べればすぐわかることでしょ。

 

本当にガードの甘い戸籍係。

 

個人情報云々言う前に、こんな大事な場所、見落としていませんか・・・?

 

離婚届、一人で勝手に出せちゃう戸籍係ですよ?

 

考えてください、日本。