スペインの「いろいろ」=乳歯が抜けた時=

子供の歯が抜けた時、日本では「下の歯が抜けたら屋根に、上の歯が抜けたら床下に投げると、次にいい歯が生えてくる」と言われている。

まあ、これは昔の家(一軒家で縁側、縁の下がある家)でないとできないので、今はなかなか難しいかもしれない。

 

なので今は、投げずにとっておく方法があるようだ。

 

スペインでは、歯が抜けたらその晩その歯を枕の下に入れて寝る。

なぜなら、そうすると夜の間に「ペレスさん」というネズミ(Ratoncito Pérez)が、その歯と交換にお金を置いて行ってくれるからだ。

歯の買取業者というわけだ。

ペレスさんが歯を何に使うかはわからない。

でもお小遣い程度の買取代金を置いて行ってくれるのだ。

 

子供達はそれを楽しみに眠りにつく。

 

その歯を親がどうしているのかは他の人に聞いたことがないのでわからない。

日本のように、子供の抜けた歯を取っておくグッズはないので、自分でどこかに保管しなければならないが、なんとなくだが、取っておく人は少ないような気がする。

 

今まで気にしたことはなかったが、ちょっと今スペインの友人達にアンケート調査でもしてみたい気がする。